猫は人間より早く成長し老いてゆくのがツライのだ。
今週のお題「ねこ」
我が家のルナは、アビシニアンのフォーンである。
甲府のブリーダーさんに譲っていただいたのが3.11の年だったから、現在8歳。
室内飼いの猫の人間年齢対照表によると、50歳くらいだ。
まじですか?
ブリーダーさんちを訪問した時、ルナは、もう1匹の姉妹子猫を追いかけて、ひたすら走っていた。耳と目が大きくて、とにかく元気だったので、ルナをいただいてきた。
私たち夫婦は、この年、これまで一緒に暮らしてきた、ロシアンブルーのむうを亡くしたばかりだったこともあり、とにかく元気なルナが救いとなった。
ルナのお父さんとお母さんは、とても大きな猫だった。
コレが、ロシアンブルーのむうと、一緒に暮らしていたソマリのリンである。
むうもリンも、とっても小さな可愛い猫だったので、甲府のブリーダーさんちで出会ったルナの両親を見た時には、
アビシニアンでこんな巨大なの見たことないわ、
と驚いた。
きっと、ルナも大きくなると、こんなサイズになるのだろう、と妻は思っていたという。
BUT!、私は、ルナが巨大猫になるのは想像できなかった。
これまでの記事に書いてきたとおり、ルナはカジキが大好きで、マグロに鰹のタタキ、と人間以上にいいご飯を毎日食べてきたグルメ猫である。
にもかかわらず、ルナもむうとリン同様、成人しても小さな猫のままで、今も小さくてかわいい子猫のような姿なので、とても50歳とは思えない。
猫との暮らしは、私たち夫婦にとっては、かけがえのないものである。
BUT!、猫は人間より実年齢を重ねるのが早い。
なので、かわいい子猫に見えていても、自分たち夫婦の年齢をいつの間にか追い越してしまって、老猫になってゆく。
これが、とても切ないものだ。
このところぐるぐる明けで下痢続きだが、別に病気でもないのであるが、ルナとの1日1日を大切にしたい、とつくづく思う、薪屋岳であった。