その奥歯の痛み、アジーで治るかもしれませんよ。
毎年この時期になると、歯が痛み出す。
3日前にも書いたばかりだ。
またその話か、遂にボケたのか、と早とちりするでない。
この歯痛を、歯医者にも行かずに治したのだ。
今日はその話を書こう。
はじめは、コロナのせいもあり、ずっと甘いものばかり食べながらアマゾンプライムを観ていたせいで、ついにまた虫歯になってしまった。今の時期、歯医者には行きたくないから、良く歯磨きして、我慢しよう、なぞと思っていた。
そうこうするうちに、痛みは増してきた。
痛いのは、左上の奥歯である。
どこが虫歯になっているのかな?と舌先で触ってみる。
ここがずいぶんギザギザしていて、あやしいぞ、なんだか沁みるし。
隣の歯も同じように痛むなあ、こっちが痛むせいで、隣も痛み出したのかな、なぞと考えながら、さてどうしたものかと迷い始める。
なぞなぞ考えているうちにさらに痛みは増してくる。
初めのうちは、左奥歯でチョコレートを噛むと沁みて痛いから、右で噛んで、とか、対策をとっているうちに、「うつむいただけで痛い」という状態になってきた。
痛む奥歯にGを感じる状態である。
夜、布団にもぐり、寝る前にどこが痛むか、観察していると、どうも鼻の付け根まで痛みが回ってきている。
「あれ、この痛みの感じは以前も経験があるぞ」
と思い出した。
コレは何かと、種を明かすと
「副鼻腔炎を併発している歯痛」である。
私はコレによく冒される。
初めてこれになったときには、丁度日曜で、当番医を探して診てもらった。
同じ左上奥歯だったと思う。
もう痛くて痛くて我慢できない状態で、歯医者に駆け付けた。
抜くしかない、と言われたら、仕方ないか、と思う痛さだった。
が、あまりにも腫れているから、一度炎症を抑えてからでないと治療できないといわれ、飲み薬を処方されただけで、何もしてもらえなかった。
抗生物質を飲んで、炎症が収まった後、治療を続け、この医者にはずいぶん通ったが、神経を抜いて、もうこれで完璧と被せた後、また激痛となり、出張先から駆け戻り、被せたものを外して、再治療したりもした。
今から思えば、誤診はなはだしく、かわいそうな時間を過ごしていた。
2度目にコレになったときには、歯痛でなくて、鼻から耳の痛みとして出現した。
行きつけの耳鼻科がなかったため、ネット検索の結果、そこそこ評判のよさそうだった百貨店のテナントで入居している耳鼻科に行った。
ところが、それが大きな選択ミスであった。
この世にそんな狂気に満ちた病院があるのかと、信じられないのだが、ココには存在した。
診療台に座らされた途端、左右から羽交い絞めにされ、医師には「鼻穴拡げ器」のような金属の器具で、鼻を拡げられ、
「おい、おい、問診もなしで、いきなり何をするんだ!」
と驚いて逃げようとすると、ますます羽交い絞めスタッフを増やして、羽交い絞めを強化するので、
「なんなんだ一体!もういいから放してくれ!!」
と、診察台から受付へ逃げた。
「どうにかしてないか?あの医師はいつもあんななのか?」
と受付で訊いたが、
「いつも通りです。〇〇円になります」
という対応で、
「何もしてないのに金までとるのか?」
と、怒りと驚きを隠せなかったが、恐怖の方が上回っており、支払を済ませて逃げ帰った。
これが大きなトラウマとなり、それ以来、副鼻腔炎治療で医師に相談したことはない。
どうやって、この治療をしたかというと、ネットである。
症状を入力し、検索するうちに、副鼻腔炎と歯周病には相関関係があることが分かった。
副鼻腔にバイキンやウイルスが感染した時には、副鼻腔炎を起こす。
その炎症が、すぐ脇の奥歯の付け根にまで及び、歯痛を引き起こすらしい。
その逆に、奥歯を起点とした歯周病が先で、そのバイキンやウイルスが副鼻腔炎を併発する場合もあるようだ。
どちらが原因で起きた炎症も、バイキン、ウイルスを死滅させることで、治まるということで、そのためのクスリが海外から個人輸入で買えることが判明し、即買いした。
その特効薬が、アジーである。
アジーについては、以前記事にしたことがあるので、こちらも読んでみてちょうだい。
哀しいことだがボケていくということ - 人生万事ドーパミン! (hatenablog.com)
医師の処方に拠らず、抗生物質で治療するというのは、ちゃんと用法を守らないと、ウイルスが耐性を持ってしまい、次回効かなくなってしまう恐れがあるので、要注意であるが、上記のような恐怖の医師の魔の手にかかる恐れがないのが、何よりもありがたい。
1回2錠、3夜続けて飲むだけでよい。
1回目を飲んだ翌朝、何となく、痛みがマシになっている。
2回目を飲んだ翌朝には、もうこれで大丈夫感が出てくる。
今回は、以前と違って、副鼻腔に膿が溜まって、奥から圧迫されているような感覚はなかったのだが、クスリが効いたのだろう、黄色い鼻汁が出てくるようになった。
3回目を飲んだ翌日が今日である。
もう下を向いても大丈夫。痛みはなくなった。
この薬は、1週間ほど体内に残り、ウイルスを根治してくれるということだ。
BUT!、バレンタインデーのこの時期になると毎年、こんな症状が現れるのだ。
ま、アジーがあるから困らないのだけどね。
私が幼い頃、花粉症という病が知られておらず、つまりこの世に存在していなかったように、この季節性の副鼻腔炎による歯痛も、徐々に世間に知られることになると思う。
同じ痛みを持つ患者の一助になればと、この記事を残す。
今週のお題「チョコレート」