緊急避難時、絶対に持っていかないといけないもの
週末はゆっくり過ごしたいのだが、朝から頭痛が酷い。
今朝、気付いたら、掛布団がかかってなくて、身体は冷たくなって、縮こまって寝ていた。
冷えたのと、縮こまって固まったせいで、身体中が凝り固まってしまったのが、頭痛の原因らしい。
布団をかけなおそうと引っ張ったが、やけに重い。
あ、ルナが寝てたのか。
愛猫が足元の掛布団に丸まって、うずくまっていた。
ルナがくっついて寝ると、寒い夜は暖かくてありがたいのだが、体温が高いから、暑くて、私の方が布団から飛び出してしまう。
そして朝気が付くと、身体が冷え冷えカチカチで、頭痛、このパターンである。
一旦トイレに起きる。
すると、ルナも必ず付いてくる。
そのまま起きて、しばらく抱っこして、朝ご飯、ということもあれば、まだ眠くて、もう一回寝るよ、ということもあるが、もう一回寝るなら私も、と、付いてくる。
今朝は、ルナもよほど眠かったのか、トイレに一緒についてこなかったから、もう一度布団に戻ると、まだ丸まって寝ていた。
こういうときは、そおっと、布団に潜り込み、一緒に寝させてね、と布団を分かち合う。
そうっとでないと、ルナはいい子なので、邪魔だったかしら、とどいてくれるのだが、それはかわいそうだと思って、遠慮しながら、シェアしている。
こうやって気遣いながら寝ると、また身体のコリが進む。
休日くらい、身体をのびのび伸ばして寝たい、という気もするが、優先順位は、愛猫より低い。
愛猫と仲良く暮らす
これが一番大事なことだ。
二度寝の後、11時前に起床した。
ルナはまだ足元で丸まっている。
先に起きている妻に、ルナのゴハンは?ときくと、おやつ用のカリカリ2つだけ、という。
1週間ほど前、ルナは激しい下痢に襲われてしまった。
その後は大好物のカジキはあげられず、カリカリだけの日々を3日ほど送った。
ここ3日くらいは、猫缶もあげて、様子を見ている。
という状態で、ルナもまだ本調子ではないので、睡眠時間が長めに必要なのだと思う。
そもそもロングスリーパーの私と猫は、非常に相性が良い。
私が疲れたら寝る。すると猫も一緒に寝る。
私がPCに向かって、作業を始めると、猫は邪魔することはなく、あきらめて、すぐ横のエアロバイクのシートで昼寝を始める。
PCを閉じると、すぐ気が付き、付いてくる。
いつものルーチンで、ソファーの脚で爪とぎをした後、
抱っこ
と、足元にすり寄ってくる。
抱っこするときは、
毛糸のベスト
を羽織る。
真夏でも、年中、コレを羽織る。
風呂上がりで裸の状態でも、毛糸のベストを羽織る私をみて、妻は、よくやるね、、気色悪くないの?とあきれる。
ルナには、黒い毛糸で編まれた毛糸のベストが母親に思えるらしく、コレを着てやると、喜んで抱っこされ、いつまでもゴロゴロいいながら、毛糸のベストをなめている。
ちっちゃいときからずっとこの毛糸のベストを使っているから、毛糸のベストは、ボロボロのズタズタである。
他人が見たら、なんて汚い人だ!と思われそうだが、ルナには、この毛糸のベストのない猫生は考えられないはずだ。
ボロボロになってしまい、見る影もないが、この毛糸のベスト、妻のお気に入りのJocomomolaというブランドである。
ルナが我が家に来た時、妻が初めてルナを抱っこしたときに着ていたベストがコレだ。当時は、おNEWのベストだったものが、その日を境にルナ専用品になったらしい。
ルナはその日、ブリーダーさん家から我が家まで、高速をロングドライブで連れてこられた。
妻は着替える間もなく、ゲージから出たルナに抱き着かれた。
その瞬間から、ルナは、この毛糸のベストを母猫と認識し、この毛糸のベストを着た人の胸が、唯一、落ち着いて甘えられる場所となった。
万一天災に見舞われて、避難するとき、最優先で持ち出すリストを書くとすれば、
1位、毛糸のベスト
である。
もちろん、妻とルナは家族だから、当然一緒に逃げるよ。
持ち出し品リストには加えていないよ。
シカさんモチーフニットベスト/ホコモモラ(JOCOMOMOLA)
ホコモモラさんにお願い、
ルナ愛用のベスト、復刻版販売してほしいです!