ヤバイ!年金のからくりに気づいてしまった!
国民年金保険料追納のご案内、というハガキが送られてきた。
私と妻とそれぞれに1通ずつ、それぞれ8万円の保険料を振り込むように、と書かれている。
合計14万。突然の請求書に唖然である。
よくよく読むと、
1、督促ではないので、支払は任意で構わぬが
2、ただし、支払わないと、支給される年金は半分になるよ
という、オレオレ詐欺と恐喝をプラスしたような、気味の悪い文章が書かれている。
おまけに画像のように
3、支払ってくれたら、確定申告で税金の還付もあるかも?
的な、甘い勧誘文書になっている。
実にいやらしい。
そもそも、国の仕事であるなら、「任意」というの不思議である。
税金とか年金とかの類は、「任意」でなく、「強制」徴収であるはずだ。
にもかかわらず、「任意」だけれど、入金してくれないかな、いいことあるかもよ、みたいなハガキ送ってくるのは、どう考えてもおかしい。
こういう時は、昔なら、お役所に問い合わせの電話を入れるものだった。
そうすると、支払わないと非国民であるという論理で、説得されて終わるのが常であった。
だから電話はしない。
今の時代は、「ググる」という、庶民の味方がある。
このブログもそういう困ったときの味方になれば、という思いも込めて、作成している。
今は、共助の時代である。
というわけで、ググってみたところ、
という、なんともありがたい、これが聞きたかったのよ、というサイトがあったのだ。
(リンク張っておきます。興味ある人は後でじっくり読んでください。)
結論から言うと、
追納してはいけない
と思う。
我々夫婦の出した答えは、「追納しない」だ。
先のサイトの管理人さんの試算によれば、
1、65歳から年金を受給開始して、
2、85歳までは、追納しない方が得な状態が続き、
3、85歳を過ぎてからの受給分で、やっとお得になっていく
という筋書きだそうだ。
今の日本人の平均寿命は男が81歳、女が87歳だ。
ということは、追納してお得になるというか、年金増えてよかったよ、という日が来る可能性は非常に低い。
「あなたはたぶん長生きされますから、追納することで、年金増やしましょうよ」という、国からの素敵なメッセージカードであったということだ。
なんてことだ、いやらしい。
この業務、必要ないのではないか?
もっというなら、今、我々が支払っている年金というものが、このからくりの上に成り立っているということだ。
恐ろしいことに気づいてしまった。
85歳以上生きられないと、年金は払っただけ損するということだ。
もっというなら、いずれ年金の受給開始が70歳になる日が来るらしいが、そうなったときには、
90歳以上生きていなければ、
年金を払うこと=損
という、とんでもない時代になってしまうということだ。
いや、日本人の平均年齢は年々長寿化してるし、みんな長生きするからね、大丈夫、大丈夫、いっぱい年金払って、いっぱいもらってよ、というのが、国からのメッセージらしい。
原発事故を境に、日本人の長寿化は終わり、間もなく健康年齢の短命化が数値に現れてくるに違いないと思っている。
もちろん健康で、長生きできるなら、したいよ、みんなそう思ってるよ。
しかし、現実は厳しいと思ってしまったのが、今日のファイナルアンサーであった。
平日は自転車通勤して、休日はトレッキングして、健康を維持するよ。
みんなで頑張って長生きして、年金払うしかないね。
追記
このハガキをもらったおかげで、
若い世代が年金払うのがバカらしいと言ってるのが、本当に真実
だということが、よくわかった。
これをきっかけに、いろいろ調べてみた。
日本の年金制度は、素晴らしい、と言われているけど、実際に
ちゃんと払っている人は、4割しかいないらしいよ。
本当にまじめに払うことが、バカに思えてくる話だ。