毎日ブログ更新していると視力低下がはなはだしいのだ。
会社の健康診断をサボっていると、年末になると、絶対に行け、という催促がやかましくなってきた。
そこで、会社指定の健診センターにイヤイヤ行ってきた。
なぜ健診が嫌なのかというと、昨年の健診で、生まれて初めてバリウムというものを飲んだら、死にかけたせいである。
胃の検査の前に、皆、普通に飲むものらしいから、私も普通に飲んで、X線を浴びまくり、その後も熱心に仕事を続けた。
その夜、帰宅してから、高熱を出した。
尋常でない悪寒に襲われ、ベッドで毛布と布団をかぶって、ブルブルと震えた。
寒くて寒くて震えは止まらず、心臓がバクバクして、死にそうになってきた。
妻が心配して、湯たんぽに熱湯を入れて持たせてくれたのが、少しづつ効いてきて、死なずに済んだが、バリウムが引き起こしたアレルギーによるショック状態だったらしい。アナフィラキシーというやつだ。
今年は、絶対にバリウムを飲んではいけないと、早い時期から、健診は拒否し、人間ドックで胃カメラを受けるから、と逃げていた。
そうこうするうちに、別の検査で腫瘍マーカーが異常値を示し、胃カメラと大腸カメラをやった。
もちろん血液検査も済んでいるし、今年は、健診は受けなくても、それ以上に検査しまくったから、と会社には報告したが、それはそれ、これはこれ、という。
融通の利かぬお役所のようなやつだ。
仕方なく、イヤイヤ、おそるおそる、で行ったのが、今日の健診。
まず、身長を計った。
去年より2cmも縮んでるけど、計りなおすか?と訊く。
アンタが思い切り押し付けるから、縮こまって計ったせいだよ、と、計りなおしたら、昨年と数ミリの誤差しかなかった。
1年で2cmも縮むものか。
前年より縮んだときには、ぜひ再チャレンジしてほしい。
次に腹囲を計った。
また、去年と違いすぎるから計りなおすか、という。
一発でちゃんと計れよ。プロだろう?と思ったが、口には出さず、なされるがまま、再測定した。
やはり合っている、という。
ただ、単に、太っただけだから、それは仕方ない。
次に視力検査をした。
これも初体験のマシンで、Cマークのどこが切れているかを口で言うのでなくて、ゲーム機のようなレバーを前後左右に倒すことで、意思表示する。
ルールはよくわかったのだが、全然見えない。
というか、Cの切れ目がわからない。
「わかりません」は、レバーをどうするのか、と訊くと、下のボタンを押すのだという。
下のボタン?
目は、双眼鏡のようなとこを覗かされているし、手はレバーを操作中。下のボタンといわれてもどこにあるんだ?
双眼鏡から目を離して、キョロキョロしていると、どんくさい奴だな、と、いやな顔をされた。
レバーの手前にあったボタンに左手をのせ、レバーは右手で操作できるようにして、ゲーム再開。
しかし、Cの切れ目は見えない、見えない、次もわからない、が続くから、レバーを動かせず、ボタンを連打していると、
アンタ、眼鏡かけて計ってるのに、ほんとに見えないの?
と、「もっと真面目にやれ」的な指導を受けた。
「こっちが怪しいかな、と思われるくらいの、ほぼカンで言ってもよければ」
と答えたところ、
「それでいいから」
というので、今度は、ほぼ見えていないのだけれど、レバーを次々と倒していたら、
「もういい」
といわれ、
「両目とも0.2」
とぶっきらぼうに言われた。
ほらね、やっぱ、見えてないから、当たらなかったんだ。
やれやれ。
JINSに行って、新しい眼鏡作らなきゃね。
フレームと柄のつなぎ目のビスがない、顔面にジャストフィットするNEWモデルが出たと、新聞に出てたよ。
とりあえず、ひとみストレッチ、どぼどぼにさして、ゆっくりねるべし!