五輪中止宣言が急務な理由
今週のお題「ホワイトデー」、Re:大切な人へ、イカしたお題だね。
今日も安倍総理のコロナウイルス対策会見があったが、トランプの会見と比べて、貧弱、具体性に欠く、という印象だった。
トランプは、急降下したダウ平均を2000ドル近く急上昇させる大胆な施策を打ち出したのに対し、安倍総理は、いつも通りの、これから考えて手を打っていくの繰り返しであった。
これじゃ、ホワイトデーのプレゼントを期待している国民に満足してもらえないよ。
日経平均もリーマンショック以来の下げ幅だった後だけに、安倍総理の大胆な政策発表に期待する投資家は多かったはずだ。
にもかかわらず、このような状態。
幸い、月曜の日経平均は、今日のNYダウに連動するはずだから、今日はトランプ様様、ということで、お茶を濁したと思われる。
日経平均の底打ちは、「五輪中止決定」にかかっているはず、というのは、2月下旬あたりから、すでに通説となっている。
IOCもトランプも東京五輪中止と言い出しているのを、安倍総理は、ニッポンは着々と準備している!としきりにアピールして時間かせぎしてしまっているが、タイムリミットとなる今月末には、日本はコロナ収束したところで、世界はさらにパンデミックワールドとなっているはずだ。
早く結論出して、まず経済を安定させてほしいぞ。
五輪中止宣言と同時に、すべての悪材料が織り込み済みとなり、日経平均は底を打つ、という見通しである。
にもかかわらず、安倍政権の都合で、5月までは発表しないことになっているというような記事まで出始めた。
来週月曜は、NYダウに引っ張られて、一旦息を吹き返すだろうが、このままでは、元々東京五輪頼みだった日経平均は、ずるずると下がり続けてしまうだろう。
総理、あきらめるのも一手、と思う。
そのほうが、立ち直りにかかる時間も短くなるはず。
また、失われた30年、とか、ならないようにここは決断を!