日本と世界のコロナウイルス最新情報をまとめてみた。
今週のお題「ホワイトデー」、あれま、今夜はお題の切り替え日だったのですか。
今日は東京出張だった。
駅の構内やら、デパチカやら、ホワイトデーのギフトコーナーができていて驚いた。
コロナウイルス対策のため、学校は休校、商業施設は時短営業、不要不急の自粛要請やら、在宅勤務化やらで、今年のホワイトデー商戦は、実質なくなった、と思っていたから、それでも予定通りフェアはやっているのだな、と。
今日の新幹線の乗車率は驚いた。
いつも出張の朝乗る、金沢からやってくる全社指定の新幹線は、長野でほぼ満席になる。
2月の中下旬あたり、コロナが上陸したせいで、マスクが目立つようになってきて、出張ビジネスマンも減ってきたのかな、という感じだったけど、まあまあの乗車率だった。
今回はひどい。
1車両に5名から10名くらいしか乗車してないスカスカの列車がホームに入ってきたので、びっくりした。
長野からも、1車両に数名ずつしか乗らないから、スカスカのままだった。
3列シートの窓側に座って、通路側には誰もいなくて、むこうの窓まで誰も座っていない。
不思議な光景だった。
東京に着いて、ホームを歩いていると、外国人が楽しそうにおしゃべりしながら下車してくるので、また驚いた。
白人は、まだ平気で日本を観光しているらしい。
きのう、世界中がパンデミックワールドとなったが、今の日本は、世界の中でも一番安心安全な国なのかもしれない。
都心の電車も空いていて、実に快適。
満員電車で危険を感じるということもなかった。
ディズニーストアさえ営業していない、今の東京は、ほとんどの人がマスクしてるし、一番快適安全な場所であるかもしれない。
電車のシートに腰掛け、周りを見渡してみたら、どのシートも、7人掛シートに6人マスク着用、1人マスクなし、という感じだった。
朝10時前の商店街には、行列ができていた。
こんな日にも行列なんて、コロナ怖くないのかね、何に並んでるの?と思って、先頭まで列を辿っていくと、そこはドラッグストアで、
本日のマスクの整理券は終了しました。
という看板が出ていた。
整理券をもらってマスクを買い求めている行列のようである。
やはり、今日日の売れ筋トップは、ホワイトデーチョコではなくて、マスクであった。
今日は、出張だったので、スマホで情報収集する時間がたくさんとれたから、コロナウイルス関連情報もより広くつかむことができた。
現在の日本では、PCR検査数が十分でないこともあるので一概には言えないが、死者数などで見れば、インフルエンザの比ではなく、とてもパンデミックというような状況ではない。
コロナウイルスの正体は、山根一眞がSARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)との闘いを経験してきたウイルス呼吸器感染症の大御所、根路銘国昭さんに、何が正しい情報かを聞いたインタビュー記事が、今の日本の状況を説明するのに非常に的を得ている、と感じた。
ダイヤモンドプリンセスのコロナウイルスは、今最も危険地帯となっているイタリア、フランス、イギリスからやってきたタイプであるという。
トップ画像は、コロナウイルスの遺伝子系統樹である。
こんなものが存在するのだね。
驚きである。
この記事も目からウロコだった。
一方で、この記事のような海外のリアルな状況を読むと、日本で感染収束しようが、東京五輪は無理だと感じる。
この先、アフリカなど、南半球にまでさらに感染が進めば、選手だけ送り込むことさえ難しいだろう。
東京五輪開催については、IOCのバッハ会長はWHOに丸投げしてしまったようだし、今月中に中止が決定しそうだ。
想像はしていたが、コロナウイルス対策よりも、五輪開催を優先していたことが、明るみになってきた。
国難と思われる時であっても、政治、経済の論理が優先される。
何と悲しいことかな。
BUT!、五輪は中止になっても、コロナウイルスは収束してくれれば、国民は落ち着きを取り戻す。東京五輪は、また、4年後やればよいのだ。
金栗四三の悲しみが再び、と思うと、やりきれないが、戦争勃発と同じような事態だから、しょうがないだろう。