小池百合子が決断すれば「必要と判断された患者」は全員PCR検査が受けられるようになるらしい。
新型肺炎コロナウイルスへの感染が疑わしいと判断された場合、保健所に検査を依頼するルールであるそうだ。
政府の発表によると、現在1日3800検体の検査処理能力があるといわれているが、検査に回すマンパワーが不足していて、全く処理が追い付いていない状況だという。
そのため、重篤患者であっても、PCR検査に時間がかかり、診断に手間取っているという。
BUT!、本当のところ、PCR検査のできる民間施設は全国に多数あり、1日10万検体の処理能力があるという。
では、その民間施設に町医者は直接依頼してしまえば、保健所の審査待ちで時間がかかるところをパスできるはずだが、保健所パスは許可されていないらしい。
町医者が「PCR検査が必要」と判断した患者の検体をすべて迅速にPCR検査に出せるようにするには、大臣か知事の方針決定が必要なのだという。
大臣はもうあてにならないから、この際おいておいて、東京都知事なら、決断力が売りの小池百合子じゃないか。
小池百合子さん、知ってますか?
貴方には、そんな権限があるのだということを。
ほら、PCR検査したくてもできないドクターは、あなたの決断を待っていますよ!
逆に言えば、小池知事がどんどん権限を使って、対策を打ってくれないと、東京都での市中感染は止まらない、重篤患者、死者は増え続け、五輪も無理というわけだ。
小池知事は、ちょっと前まで、マラソン開催地を「IOCが勝手に札幌に変更した」と、怒っていたが、IOCは競技者のためにやっていることで、東京都がちゃんと対策できているとわかれば、決して邪魔をすることはない。
今回の新型肺炎コロナウイルスもしかり。
「競技者にとって、キケン」と判断すれば、IOCは「東京開催はNO」と結論付けるであろう。
東京は開催無理だから、うちが開催してやるよ、と、ロンドンが名乗りを上げたらしい。
たとえ開催地がロンドンに変更になったとしても「IOCが勝手にロンドンに変更した」と、また怒ってみてもしょうがないのだ。
IOCもギリギリまで、東京で大丈夫か、見守るはずだ。
最終的には「選手ファースト」である。
小池知事の迅速で的確な判断と指示が、東京五輪を実現させるか、否かを決める。
新型肺炎コロナウイルスが、思った以上に感染力がすごく、東京が収拾付かない事態に陥ったときには、ロンドンであれ、どこであれ、グローバル感染が始まっているに違いない。
世界レベルでパンデミックとなったときには、ロンドンでだって開催できやしない。
2020年のオリンピックは中止だ。
世界大戦と同じくらい怖いのが、新型肺炎コロナウイルス、となるのかもしれない。
ロンドンは、対岸の火事だと思っているから、呑気に「うちで開催してあげるよ」なんて言っている。
世界中がパンデミックになったときには、中国が一番強いね。
すでに中国は、日本にPCR検査キットを分けてあげると言っている。
なんて太っ腹、なんて素早い生産能力なのだ!
中国は、エゴ人間ばかりで、大嫌い!と思っていたが、今回のこの件で、見直したぞ!
中国いいとこあるじゃないか。
中国発の新型肺炎コロナウイルスというのは不幸であったが、中国発のおかげで、世界は救われるかもしれない。