青色申告承認申請書を収受された後、売上がゼロの場合の確定申告の方法
私は、副業家である。
サラリーマンと作家という二足のわらじを履いている。
ということになると、確定申告のための準備をあらかじめしておかなければならぬと、昨年11月に
「個人事業の開業・廃業等届出書」と
「所得税の青色申告承認申請書」を税務署に提出した。
その後、個人事業主としての経費を明確にするために、個人事業主用の銀行口座とクレジットカードも作った。
作家といってもまだ本は出版していない。
それでは、自称作家であって、作家ではないだろう?と思われるかもしれないが、税務署に作家として、届出したのだから、税務署的には作家である。
間もなく始まる確定申告期間中に、青色申告をしなければならない。
BUT!、タイトルの通り、私は、作家としての売上がまだゼロである。
このような場合、申告所得がないのであるから、確定申告も必要ないはずである。
本来、個人事業主には、
・青色申告をすることで、青色申告特別控除という65万円もの控除が受けられるという特典がある。
・さらに、事業のための支出を経費を落とせる、という特典もある。
・さらに、赤字の場合には、損益を3年間繰越すことができ、3年以内に出した利益と相殺することができる。
こんな数々の特典を、使わないでほおっておくのはもったいないのだが、控除すべき対象となる売上がないのだから、どうしようもない。
お手上げである。
いろいろ調べてみたところ、利益が出るようになってから、3年前までさかのぼって経費申告をしても良いらしい。
ということは、まだ、本も出していないのに、いろいろ届け出を出して、準備したが、そんな必要は全くなかった、ということである。
つまり、必要のない届け出だけ出して、何の実績もない「自称作家」であるということで、間違いないようだ。
非常にカッコ悪い。
作家としての売上はゼロであっても、Googleアドセンスは合格させて、個人事業主としての売上を計上したかったのだけど、ご存じの通り、「人生万事ドーパミン!」「もっと大事なセロトニン!」の2つのサイトとも不合格であった。
さらにカッコ悪い。
さっさと本を出してしまえばいいのだが、ここまでカッコ悪い続きだと、とても慎重にならざるを得ず、何度も書き直しばかりしている。
昔の作家のように、原稿用紙に万年筆で書いては、丸めてポイっとして、部屋中散らかしているわけではなくて、今の時代は、Wordだから、ざっくり選択してデリートキーを押すだけである。
その点、ブログは、良い。
これくらいの文字数書いて、公開するボタンを押したら、後は後悔するだけなので、気軽に公開ボタンを押しては、後悔している。
なんのこっちゃ?
たぶん頭が悪いのである。
あまり頭が良くない方が、エイヤで物事が進められるというところもあるから、それはそれで助かっている。
というわけで、そうこうするうちに、エイヤで世に出る本があるかもしれないが、その時にはよろしくお願いしたい。
今回、アイキャッチ画像に使った写真は、確定申告に備えて、購入、熟読したアスキーのムック本だ。
個人事業主・フリーランスのための青色申告
500円なり。
とても分かりやすい本で、これさえあれば、無料で使える「やよいの青色申告ソフト」でちょちょいと記入して、e-TAXで確定申告できるのだ。
日曜日には、e-TAXの準備もしたのだけどね。
あとは、本を売って、売上を上げることだね。
順番があべこべの、薪屋岳であった。
個人事業主・フリーランスのための青色申告 令和2年3月16日締切分 無料で使える!やよいの青色申告 オンライン対応 (アスキームック)